『マイフェアレディ』のように!ロイヤルアスコット2018

暑い夏、皆さま如何お過ごしですか?

『最新ニュース』情報をしばらくお伝えしていませんでしたが、6月に日本からの皆さまをご案内したロイヤルアスコットについてご紹介いたしましょう。

トーキングイメージでは毎年6月、ロイヤルアスコットパッケージを開催しています。ロイヤルアスコットの中でも、飛行機で言えばファーストクラスに値するロイヤルエンクロージャーエリアへお客さまをご案内しています。

このパッケージにはゲストの皆さまのロイヤルエンクロージャー入場バッジが含まれ、ロイヤルアスコットへ一日同行いたします。また男性のドレスコードの規定であるトップハットとモーニングのレンタルの手配、スタイリングのアドバイス、前日のウェルカムディナー、そしてロンドンからアスコットまでの往復の電車やお車の手配をいたします。その上、この特別な体験を全く不安を感じることなく、心ゆくまでお楽しみいただけるよう、オリエンテーション・オンラインコースを受講していただき、ロイヤルアスコットの歴史、ドレスコード、パッケージの二日間について、イギリスの各種プロトコールなどについておさらいいただきます。

ご希望によっては別途、イギリス滞在中に同行ショッピングをご予約されたり、『マイフェアレディ』のイライザのようにニュートラルで聞き取りやすいイギリス英語が話せるようになる、スージー達とのクリスタルクリアイギリス英語のクラッシュ集中講座を受講される方もいらっしゃいます。

では、今年開催した二日間のロイヤルアスコットパッケージをお写真でご案内いたしましょう。

こちらがレンタルした紳士用のトップハットとモーニングの一式です。特にロイヤルエンクロージャーでは厳しいドレスコードが定められているため、ロイヤルアスコットが指定する色や模様に従います。

そして今年のウェルカムディナーはスカイガーデンで行ないました。

 

晴天に恵まれ、タワーブリッジもロンドン塔もテムズ川もこの通り、ロンドンを空から360度、展望することができました。

そして一夜明け、待ちに待ったロイヤルアスコットの日がやってきました。

私たちはロイヤルエンクロージャー専用入口へ向かいます。すでに世界各国からジャーナリストが待ち受けていました。このカメラマンはアメリカのテレビ局の方だそうです。

私たちのお客様の中にはこのようにお上品なお着物姿で出席され、ジャーナリストを含む沢山の方々が『ビューティフル!』と声をかけてくださったり、写真を撮ったり、と予想以上の嬉しい注目を浴びました!

スウェーデンの伝統衣装を身につけた美しい女性たちとも出会いました。

この可愛らしいファッショニスタも決まってますね!

皆、この特別な日のためにお洒落をしていました。

ロイヤルプロセッション(王室の馬車での行列)を待つ間、このかっこいいサングラスをかけたおじさまがこの日、どの馬車にどなたがお乗りになっているかを記載するリストを手渡してくださいました。

ジョッキーのインタビューなども行なわれました。

そしてちょうど午後2時、女王様たちをお乗せした馬車が来場しました。

エリザベス女王は女王の座について以来、一度もこのロイヤルアスコットを欠席されたことがない、と伺っています。このロイヤルアスコットで拝見するエリザベス女王はいつもニコニコ。やはりこのロイヤルアスコット、また馬がお好きなのでしょうね。

今年は女王さまと目が合い、手も振っていただき、私としては今年は格別光栄な体験となりました。

レースの前にはこのように、どの馬に賭けようかと目の前で吟味することができます。賭けなくても、すらっと美しい馬たちを眺めているだけでうっとりしてしまいます。

あたかもミュージカル『マイフェアレディ』の一場面のようですね。

ロイヤルエンクロージャーエリアにいるため、このようにフィニッシュラインをどの馬が最初に駆け抜けるか、自分の目で確認することができるので、一段と興奮度がアップします!

今年はロイヤルエンクロージャー内にこのような美しい衣装のディスプレイが展示されていました。

どのように一日を過ごすかは人それぞれ。レースを楽しむ方、馬を眺めているだけで幸せな方、あるいは賭け事に専念したい方。ロイヤルファミリー主催のイベント、また社交の場を楽しむ方、素敵な紳士や淑女に囲まれてはため息をつく方、美味しいお食事やお飲物を味わいながらのんびり過ごしたい方、イギリス貴族のような一日をお過ごしになりたい方、セレブに出会ったり、美しいお庭のそばで優雅な雰囲気を味わいたい方。これを全て楽しんでいただいても、もちろん結構です。

 

一日の終わりはバンドスタンドに参加しました。賭けに勝った人も勝たなかった人も大きなカラオケのように生演奏に合わせて『ヘイジュード』や『ニューヨークニューヨーク』そして最後は『イギリス国歌』を一緒になって歌います。歌詞を知らなくても大きな掲示板に歌詞が映し出されるので心配することはありません。この頃には皆上機嫌になっているので、多少音程があわなくても誰も気にしません。イギリス貴族はただ単に高貴であるのではなく、気さくで暖かく楽しい、ということを参加してこそ実感していただくことができると思います。

是非来年はご一緒いたしましょう。ロイヤルアスコット2019パッケージの詳細が決まり次第、またご報告いたしします。

何かご質問、お問い合わせなどございましたら、いつでもお気軽に小畠までご連絡ください

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